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【反感を買う】夏ドラマ「神の舌を持つ男」 中国人のマナー風刺が目立つ

2016-07-20 人民網日本語版 人民网日文版



7月クールの日本のTBS系ドラマ「神の舌を持つ男」13日、中国のネット上で大きな話題となった。その理由は、コミカルミステリーである同ドラマに、中国人観光客が頻繁に登場し、しかもそのマナーの悪さばかりが強調されていたため、中国ネットユーザーの不評を買っている。外交学院国際関係研究所の周永生教授は13日、取材に対して「中国の悪いイメージを誇張して伝える作品は、間違いなく日本国民をミスリードし、対中感情の悪化を助長するだけ」と指摘した。

 

中国人のマナーの悪さばかりが強調される


8日からTBSチャンネルで放送が始まった「神の舌を持つ男」は、あらゆる物質を成分分析できる舌の能力を持つ主人公が、謎の温泉芸者「ミヤビ」を探して日本各地の温泉地を巡る過程で、さまざまな事件に巻き込まれるというストーリー。第1話では、メインキャストたちが人気観光地である栃木県日光市の湯西川温泉を訪問。到着したかと思うと看板に中国語で「歓迎(ようこそ)」と書かれており、すぐに中国人団体客が登場。小さな旗を持った中国人のガイドが「皆さんがっちり買いましょう!」と中国語で叫んでいる。そのすぐ後は、地元の人々十数人が「よそ者帰れ!」と書いたプラカードを持って「よそ者は出ていけ」と叫んでいるシーン。同シーンでの「よそ者」とは、「外来種のホタル」を指しているものの、中国人観光客が登場したすぐ後のシーンであるため、中国人に対するメッセージを連想させてしまうことは否めない。さらに、旅館の受付でメインキャストたちが会話するシーンのバッグでは、中国人観光客と思われる人々らが、平然と太極拳をしている。

 

58分間の第一話を全てチェックしてみると、中国人観光客や中国語の標識などが10数回登場し、少なくとも6回は中国語のセリフが聞こえてくる。上記のシーン以外に、タオルを胸に巻いた中国人と思われる女性数人が、主人公にあかすりをしてもらうために、並んでいるシーンもある。また、環境省の調査員に旅館のお湯は温泉水ではなく、「ただの水道水」と指摘された後、女将は「1年以上前にはポンプが壊れた。オフシーズンに宿を閉めて修理するつもりだったが、中国人観光客が多すぎてオフシーズンが無く、修理できなかった」と涙ながらに説明している。

 

中国人の大きな反感を買う


あるネットユーザーは、「主人公を演じる向井理は、靖国神社を参拝したことがある」として、このドラマを見ないよう呼びかけている。ただ、日本でも同ドラマは人気というわけではなく、あるネットユーザーは、「主人公はいつも舌を出していて気持ち悪い」とコメントしている。今年5月にもTBSはある討論バラエティ番組で中国人のマナー問題などを特集し、中国人の大きな反感を買っている。

 

周永生教授は「日本には様々な思想傾向の社会団体が存在するので、同ドラマの製作会社が中国に対して偏見を抱いている可能性もある。日本内閣府の調査によると、2015年に83%の日本人回答者が中国に『親しみを感じない』と答えており、日本のさまざまな分野でそれが反映されているだろう。中国人観光客が日本に多数押し寄せているため、なかにはマナーの悪い人もいるのだと思う。しかし、日本サイドがそのような部分だけに注目して、誇張して伝えるなら、中日両国の民間交流に悪影響が出てしまうのでは」と警鐘を鳴らしている。


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